5月になりだいぶ気温が安定して、暖かくなってきましたね。

ですがまだまだ、新型コロナウイルス感染の恐怖は続きそうです。

感染予防としてすぐに行えるのが手洗い、うがいですがみなさん正しく行えていますか？

まず、正しい手洗いについてご紹介します！

☆清潔手洗いのポイント☆

①しっかりと石けん液を泡立てること。泡立てることで、手全体や手のしわなどに石けん液がいきわたります。

②「清潔手洗い」を行うと30秒かかります。30秒の手洗いを身につけるために、砂時計やタイマーを置いて実施してみる方法もあります。 30秒の手洗いを実感してみてください。

③2回手洗いを実施することで、ウイルスの除去効果があるというデータもあります。特に冬場のウイルス流行時のトイレの後は2回手洗いの実施をお勧めします。

※もしアルコール消毒液などをお持ちでしたら、手洗い後に使用されるとよりウイルス除去に効果的です！

☆アルコール消毒液の正しい方法☆

①アルコール消毒液は、両手に噴霧することが重要です。また、指先をおりまげて、いきわたりにくい箇所でもある指先にも噴霧できるようにします。

②すすぎ不十分で石けん成分が残ったり、水気が残っているとアルコールの効果は減少します。しっかり流水ですすいで、しっかり水気を拭き取ってからアルコールを噴霧してください。

③アルコールは噴霧するだけでなく、しっかりとすり込むことが大切です。手洗いと同じ手順で、しっかりすり込みましょう。

☆うがいの正しい方法☆

（うがいのポイントは「ブクブク」してから「ガラガラ」を2回）

①口に水を含み、少し強めに「ブクブク」と口の中をゆすいで吐き出します

②口に水を含んで約15秒、のどの奥まで「ガラガラ」とうがいをして吐き出します

（3）もういちど「ガラガラ」うがいを約15秒しておしまいです

最初に「ブクブク」うがいをするのは、まず口の中にあるさまざまな菌を排出させることが目的です。

一般的な衛生対策をしっかり行うように呼びかけられていますが、これは新型コロナウイルスの感染予防だけではなく、インフルエンザやその他のウイルス、風邪対策にもつながります。これを機に日頃の手洗い・うがいを見直してみてはいかがでしょうか。

歯科衛生士　谷口